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シュガークラフト・イギリス世界大会②
イギリス大会に出品されていた作品の画像を少しずつご紹介していきます。

大会には部門がたくさんあって、まず大きく分けて
マスタークラス
オープンクラス
ビギナークラス
土曜日クラス
日曜日クラス
子供のクラス
といったところでしょうか。

マスタークラスは主要なイギリスシュガークラフト協会(BSG)主催のコンテストで金賞を取った方が参加できます。
どの部門のクラスでも最高3回の金賞を取った方に制限されています。
一番レベルの高いクラスです。
テーマは自由なので、好きなものが作れます。

下の作品はマスタークラスのもの。
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↑こちらは私の師匠の中村先生の作品です。
ゴールドを受賞されました。
花びらが薄い!
海外の方が取り囲むようにして見ていました。
何度も何度も顔を近づけて、「すごいリアルだね、信じられない。」とおしゃべりしてました。

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モデリング作品もありました。
可愛いなぁと思わず見入ってしまいました。
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こちらの作品も素敵だな~と思いました。
生活の1部分を切り取ったような作品。
愛情があふれ出てます。
たぶん、お母さんかおばあちゃんの目線で作られたんじゃないかな~と思います。
とても印象に残った作品です。
作られた方とお会いしたかった。

写真は次回以降まだまだ続きます。




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[2016/07/12 08:46 ] | イギリス大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
シュガークラフト・イギリス世界大会
今日から少しずつですが、イギリスで開催されたシュガークラフト・世界大会の写真をご紹介していきます。
4年に1度イギリス・テルフォードで開催されている世界大会。
正式名称はBSG International Exhibition
今年で8回目の開催でした。

会場はイギリスのテルフォードにあるインターナショナルセンターで行われています。
テルフォードは青い丸印のところです。
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ロンドン・ヒースロー空港から車で高速を使って2時間半位のところにあります。

インターナショナルセンター


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今回で2回目の出品になるので、会場に着いた時は、懐かしかったです。
前回は右も左もわからず、ただただ緊張しながらの搬入でした。
でも次男が一緒に行ってくれたので、搬入、搬出の道中とても頼りになりましたし、何より心強かった記憶があります。

センターの周りは4年の間にかなり開発されて巨大ショッピングセンターができていたり、道路が整備されてすごく綺麗になっていました。

入口です。
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会場の中はこんな感じ。
この写真はコンペ当日の様子です。
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たくさんの方が入場していました。

下は私の作品を審査中の様子です。
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作品の審査は搬入日の翌日、コンペ1日目の朝から始まるのです。

搬入日は緊張しませんでしたが、この審査されている時間は本当に緊張します。
なぜ緊張するかというと。。。

審査外になるのが怖いからです。

各部門にはサイズやテーマ、使う材料等、色々な規約があります。
もちろんすべて英語で書かれています。

自分の英語の解釈の仕方などで審査外になることも多いのです。
前回の大会では、「プラーク」という部門があったのですが、そこでは作品に厚みがありすぎる。ということで、審査外になってしまった方が数人いらっしゃいました(@@;;;;

厚みに対する規約が書かれていたのかどうかはわからないのですが、イギリスの方が考える「プラーク」と日本人の考える「プラーク」の違いでこういう場合もあるのです。
それが一番怖い。
なので私は何度も何度も規約を読み直しました。

今回出品するにあたって、どの部門に出品するかかなり迷いました。
ウェディングケーキ部門かアニバーサリー部門か。
アニバーサリーケーキは記念日のケーキです。

ウェディング部門は2段以上のケーキ。
アニバーサリー部門は1段のケーキ。

今年は一人で搬入するので、断然1段のケーキの方が搬入しやすいし、制作時間も段のあるウェディングケーキに比べ時間は短縮できますし、作品が小さい分、限られた時間で丁寧に作れます。
でもアニバーサリーの言葉の解釈で迷いが出ました。

anniversaryを辞書で調べると、「繰り返される」という言葉が出てきました。

私は娘のウェディングケーキが作りたかったので、これが記念日のケーキに入るのかどうかで迷ったのです。
結婚記念日は繰り返されますが、結婚式は1度だけ。

結婚記念日とウェディングケーキではまた違う作品になってきます。

結局、もし審査外になってしまったら。。。と思うとやはり怖くて、絶対安全なウェディング部門に決めました。
でも申し込み書を送る前日まで迷いました。

当日出品された作品を見たら、アニバーサリー部門にも結婚をテーマにした作品もあり、ちゃんと受賞されていたのでした~。
あんなに迷った時間は何だったんだ~~~~とは思いましたが、一生懸命作った作品が対象外にならないためによく考えることはとても大事だと思うので、仕方ないかぁとも思うのでした。

お話は審査に戻って。。。。

審査は作品の表だけではなく、裏側もじっくりとなめるように見られます。
カバーリング、テーピング、それはもうすごい細かいところまで。
審査員が意地悪なおばちゃんに見えます。

そして審査が終わると、それぞれ受賞者の作品の前にカードが立てられます。
それで審査の結果がわかります。
結果が出るまで半日かかります。長い(@@)

初日は自分の作品がジャッジされているのを見ていられず、隣の会場のシュガークラフトの物品売り場に行って買い物していました。
買い物を始めると審査の事はすっかり忘れてしまい、受賞は一緒に行った同じ教室の先輩方に教えてもらって分かったという(笑

次回から作品の画像をご紹介します。










[2016/07/11 10:19 ] | イギリス大会 | コメント(2) | トラックバック(0)
可愛いカップケーキのお店
ロンドンにあった可愛いカップケーキのお店です。

写真撮影も快くOKしてくれました。
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私の大好きなレッドベルベットケーキです。
このホールケーキは高さ15センチはあったと思います。
お、大きい(@@;
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カップケーキサイズのレッドベルベットケーキもありました。(下のケーキ)
ホールケーキをカットしてもらうか、カップケーキを買うか迷いましたが、結局カップケーキを1つ購入。
他にも色々購入して食べ比べたかったのですが、一人では絶対食べきれないのでやめました。

実は4年前の大会でイギリスに来た時も別のお店でカップケーキを5,6個買ったのですが、息子と二人でも全部食べ切れなかったのです(^^;
この時はケーキの上に乗っているバタークリームが歯が浮きそうなぐらい甘すぎて甘すぎて、こめかみが痛くなりました。

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ケーキ1つでもこんな可愛い箱に入れてくれました(^^)♡

この後、中村先生と他の生徒さんと一緒にそれぞれ購入したケーキを食べ比べたのですが、みなさん「重たい~、甘すぎ~」と言っていました(笑
私はキャラメル味とベルベットケーキは美味しいなと思いました。
そんなに甘すぎるとも思わなくなったのは、留学したからかもしれません。

オーストラリアでは毎日ジェーンの作る本格インドカレーとサラダがほとんどで、朝とお昼はサンドイッチ。お砂糖を全く使いません。
デザートはフルーツをほんの少し食べるだけで甘いお菓子はめったに食べなかったので、たま~に食べるものすごく甘いケーキやチョコレートを食べてもちょうどいいと思えるようになってしまったような気がします。

オーストラリアで初めてレッドベルベットケーキを食べたのですが、それがすごく美味しくて、それから大好きになりました。
学校の近くで毎週水曜日に広場で市場が開かれているのですが、その中にあるスイーツのお店のベルベットケーキが大好きで、時々一人でふらっと立ち寄ってケーキを1つ買って、近くのベンチに座って買い物客で賑わう市場を見ながら食べるのが楽しみの1つでした(^^)

次回はイギリス大会の様子をご紹介します。
[2016/07/07 07:24 ] | イギリス大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
イギリスで見たシュガーケーキ
イギリスではスーパーや百貨店で必ずシュガーケーキや綺麗にデコレーションされたカップケーキの売り場を見かけました。

シンプルなデザインで直径10センチくらいのもで1000円ちょっと位だったような。
直径18センチくらいで5000円前後。
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シンプルなウェディングケーキ。高さ60センチほどのものではお値段£466なり~。
更に背の高いもので、お値段£599也。

素敵なお店でした。
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こちらと同じフロアにチョコレート専門のお店があり、マカロンを見つけたのでいくつか購入しました。
直径約5センチの巨大マカロン。
1つ£3.5なり。
ロンドンでは£1を手数料込で180円で両替したので1つ630円のマカロン。
イギリスのマカロンはどんな味なんだろう~~~♡♡♡と期待に胸膨らませながらいただきました。

中のクリームはガナッシュ。
お味は。。。

特別美味しい~~~~!!!


ってこともなかったです。
。。。。へぇ~~~~。。。。
1回食べたから次からはもうええわ。(もう買わない)
という感じでした(^^;;;
残念(;;)

ロンドンでは中村先生が調べてくれた可愛いカップケーキのお店にも行ってきました。
次回ご紹介します(^^)





[2016/07/06 09:24 ] | イギリス大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
イギリスでの出来事 最終回
イギリス大会初日の夜、イギリスの有名なシュガーアーティストをお招きして食事会がありました。
「シュガーを始めたきっかけは何ですか?」とお聞きしたところ、「私の周りには物心ついた時からシュガー作品や道具、材料があり、シュガーを始めたのはごく自然なことだったのですよ。」とお話ししてくださいました。
うらやましい環境だなと思いました。

日本ではシュガーアートはあまりポピュラーではなく、特に私の住む和歌山では珍しがられます。
名前は知っていても、実際に作品を見たことがないと言われる方がほとんどです。
もっとたくさんの方々が日本でシュガーアートに触れる機会が増えるといいなと思います。
そしてシュガーの繊細さ、物作りの楽しさ、イメージを作品にする楽しさを体験していただければいいなという思いを強くしました。

そしてイギリスに行って一番良かったことは、自分の作品作りの方向性がはっきりわかったことです。
自分は日本人で、和歌山に住んでいて、3人の子供がいる。背伸びすることなくありのままの私が大事にしているもの、今感じていることを作品にし、自分なりの進化をしていけばいいんだ、と。
今までなんとなくぼんやり考えていたことが、向こうに行くことで確信に変わりました。
イギリスの伝統を大切にしながら、私にしか表現できないシュガー作品をこれからも作っていけたらいいなと思います。
そして、私の教室に通ってくれている子供達にも、のびのびとシュガーで自己表現していって欲しいと思います。
皆それぞれに個性があって、本当に才能あふれる子供達。
彼らの素晴らしい才能をまっすぐ育てていければ、と思います。

ということで、イギリス大会のお話は今回でおしまいです。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました

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[2012/06/29 10:18 ] | イギリス大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
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