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イギリスでの出来事 最終回
イギリス大会初日の夜、イギリスの有名なシュガーアーティストをお招きして食事会がありました。
「シュガーを始めたきっかけは何ですか?」とお聞きしたところ、「私の周りには物心ついた時からシュガー作品や道具、材料があり、シュガーを始めたのはごく自然なことだったのですよ。」とお話ししてくださいました。
うらやましい環境だなと思いました。

日本ではシュガーアートはあまりポピュラーではなく、特に私の住む和歌山では珍しがられます。
名前は知っていても、実際に作品を見たことがないと言われる方がほとんどです。
もっとたくさんの方々が日本でシュガーアートに触れる機会が増えるといいなと思います。
そしてシュガーの繊細さ、物作りの楽しさ、イメージを作品にする楽しさを体験していただければいいなという思いを強くしました。

そしてイギリスに行って一番良かったことは、自分の作品作りの方向性がはっきりわかったことです。
自分は日本人で、和歌山に住んでいて、3人の子供がいる。背伸びすることなくありのままの私が大事にしているもの、今感じていることを作品にし、自分なりの進化をしていけばいいんだ、と。
今までなんとなくぼんやり考えていたことが、向こうに行くことで確信に変わりました。
イギリスの伝統を大切にしながら、私にしか表現できないシュガー作品をこれからも作っていけたらいいなと思います。
そして、私の教室に通ってくれている子供達にも、のびのびとシュガーで自己表現していって欲しいと思います。
皆それぞれに個性があって、本当に才能あふれる子供達。
彼らの素晴らしい才能をまっすぐ育てていければ、と思います。

ということで、イギリス大会のお話は今回でおしまいです。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました

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[2012/06/29 10:18 ] | イギリス大会 | コメント(0) | トラックバック(0)
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